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はじめに
こんにちは、日野美歌です。
この【桜かふぇ】に訪れて下さってありがとうございます。
この場所で私自身も楽しみながら素顔を表現してゆけたらと思います。
そしてこの場所からミラクルな楽しいご縁が生まれる事を願っています。

桜・・・。

単純な話、私は桜の花が大好きなのだ。
以前、ある大先輩の大御所歌手の方に「大好きな花は桜です。」と話したところ、
「なんでそんな淋しい花が好きなの?」 と言われてしまった。

淋しいのか?桜って・・・。

漸く満開になったかと思っているとほんの数日で雨に打たれ風に散らされ散り逝く姿は、
それはもう淋しくて儚くて、でもだからこそ満開の桜の樹の下でその短さ儚さを惜しみながら、
人々が集い歌い踊り酒を酌み交わし、見上げれば桜の花も共に笑っている。

でもいつしか風がひとしきり吹いて、はらはらと散ってゆく桜の花びらを目で追いながら、
いつしか人の命の儚さとも重ね合わせて感じている自分が居る。

そんな時、桜が私にそっと囁く。
「人の一生だって短いもの。一生懸命今を生きなさい・・・・」 と。

桜って無駄が無い生き方してるなと思う。
なぜなら、散るときもハッとする位美しくて、舗道に溜まった花びらだって薄紅色でとてもきれいだ。
最期まで人を感動させてくれる。

そんな桜の季節がやって来ると、心がなんだか騒ぎ出して、
満開の時期を計ってお花見の日取りを自分なりに目論む。
生きるという事は切ない事で、でもだからこそ素敵な事なんだと桜が何気なく教えてく れる。

宴が終わった後、私はほろ酔い加減でいつも桜の樹にお礼を言う。

「今年も咲いてくれてありがとう。楽しませてくれてありがとう。」


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Copyright 2002 Mika Hino, Yumiko Toda, GoisuNet